美容やヘアスタイルを整えるためのアイテムとして人気のヘアバームは、ワックスとオイルの良いところを併せ持ち、ツヤやまとまり、自然な動きを演出する万能なスタイリング剤です。この記事では、エステティシャンも注目するおすすめのヘアバーム5選を、人気ランキング形式でご紹介します。さらに、ヘアバームの選び方や効果的な使い方のコツについても詳しく解説していきます。自分にぴったりのヘアバームを見つけ、理想のスタイルを作り上げましょう。
ヘアバームの魅力と選び方のポイント
ヘアバームは、ワックスのセット力とオイルの保湿効果の両方を持っているため、幅広い髪型や目的に合わせた使い方ができる優秀なスタイリング剤です。ここでは、ヘアバームを選ぶ際のポイントをご紹介します。
1. 髪の長さ・スタイルに合わせたテクスチャー
髪型によって適したテクスチャーが異なります。ショートからボブヘアの場合は、硬めのテクスチャーのバームが適しており、軽く揉み込みや毛先に摘むことでしっかりと立体感や束感を出すことができます。一方、ミディアムからロングの場合は、柔らかめのタイプを選ぶと、手櫛でなじませながら自然なツヤやまとまりを実現しやすくなります。
2. 髪質に合わせた保湿成分
剛毛や硬い髪質の方は、植物由来の天然オイルが配合された製品がおすすめです。例えば、アルガンオイル、シアバター、ホホバオイルやオリーブオイルなどが、髪の乾燥やゴワつきを抑え、しっとりとまとめる効果を期待できます。成分にこだわることで、髪が柔らかく、なめらかな仕上がりに導いてくれます。
3. 香りの好み
ヘアバームはスタイリング効果だけでなく、使用時の香りも重要なポイントです。柑橘系、フローラル系、ウッディ系、ムスク系と、香りのバリエーションが豊富なため、自分のライフスタイルや好みに合った香りを選ぶことで、気分が一層上がります。
おすすめヘアバーム5選
ここでは、エステティシャンが選ぶ人気ランキングからおすすめのヘアバーム5製品を詳しくご紹介します。各製品の特長や使い勝手、香り、そしてどんなヘアスタイルに合うかをチェックして、あなたのヘアケアに役立ててください。
1. リンク オリジナルメーカーズ ヘアバーム997
この製品は、髪に自然な濡れ感とツヤをプラスするのに最適なヘアバームです。天然オリーブ油をベースに、8種類の天然オイルをブレンドしており、髪にまとまりとボリュームアップの効果を与えながら、手軽にスタイリングが楽しめます。
・仕上がり:濡れ髪や毛束感が美しく表現され、ナチュラルな仕上がりに。
・適応:ショートからロングの幅広い髪型に対応。
・香り:ゼラニウムとスズランを基調にした甘酸っぱくフレッシュなフルーティーノート。
使いやすさにもこだわっており、手のひらで温めてから使用することで、より馴染みやすくなります。自宅で簡単にサロン品質の仕上がりを実現する一品です。
2. ダヴィネス オーセンティック バター
次にご紹介するのは、マルチユースで使える濃厚バタータイプのヘアバームです。髪だけでなく顔や体にも使用できるため、忙しい朝や乾燥が気になる季節にも大活躍。オーガニック由来の成分が豊富に配合されているため、やさしいテクスチャーでありながら、しっかりと保湿してくれます。
・仕上がり:ナチュラルなまとまりと束感が得られ、ベタつきが少ないのが魅力。
・適応:ショートからロングまで幅広い髪型にマッチ。
・香り:ベルガモット、ゼラニウム、シダーウッドの三拍子が奏でる心地よいアロマ。
保湿効果にも優れており、乾燥やダメージから髪を守りたい方におすすめです。まとまりすぎず柔らかい仕上がりが、ナチュラルな動きを演出します。
3. ミルボン ジェミールフラン メルティバターバーム
ミルボンから発売されているこのヘアバームは、シアーバターを加えた植物性バターをダブル配合した製品です。シリコンベースのため、さらっとしたなめらかな触感が特徴で、広がりやクセをしっかりと抑えながら、ツヤ感とまとまりを実現します。
・仕上がり:ボブからロング、また巻き髪のスタイリングにも適しており、しっとりとしたツヤを与えます。
・適応:特に広がりが気になる髪におすすめ。
・香り:ピオニーの上品な香りがふんわりと広がり、大人の女性らしさを演出。
洗い流さないトリートメントとしても使えるため、夜のヘアケアとしても活躍してくれます。軽い付け心地で、朝までしっかりまとまる点が魅力です。
4. ザ・モイ バーム アンビエントデュウ
自然由来成分100%で作られたこのヘアバームは、髪に優しくなじむ使い心地が特徴です。ウェットな束感と、重めのスタイルも演出できるため、落ち着いた印象のスタイリングに最適です。シアバターとシュガーオイルのリッチな保湿成分が、乾燥しがちな髪にもしっかりうるおいを与え、長時間のまとまりをキープします。
・仕上がり:濡れ感と束感がバランスよく表現され、重厚感のあるウェットな仕上がり。
・適応:ショートからミディアムスタイルで、前髪などの細かい部分にもつけやすい。
・香り:アロマティックウッディ系の落ち着いた香りが、静かな森の中にいるようなリラックス効果を与えます。
乾燥が気になる髪や、まとまりにくい髪に悩む方におすすめの一品です。リッチな保湿成分で、しっとりとした仕上がりが長続きし、ナチュラルな美しさを引き出します。
5. オースキンアンドヘア オーバーム
最後にご紹介するのは、オースキンアンドヘアのマルチユースヘアバームです。こちらは、オーガニックシアバターとミツロウをたっぷりと使用しており、全身で使えるため、髪はもちろん、リップケアやボディの保湿にも利用できます。特にワックスやバームのベタつきが苦手な方でも使いやすいテクスチャーに仕上がっています。
・仕上がり:ナチュラルな束感と、優しい濡れ感が得られ、髪にしなやかなまとまりを与えます。
・適応:ショートからミディアムのスタイルにおすすめで、さっぱりとした仕上がりが特徴。
・香り:柑橘系を基調とした、深呼吸したくなるような爽やかな果実とお花の香り。
全身に使える安全性の高い成分を使用しているため、季節を問わず安心して使用できるのが魅力です。ナチュラルな仕上がりを好む方や、敏感肌の方にもぴったりです。
ヘアバームの効果的な使い方のコツ
効果的にヘアバームを利用するためには、正しい使い方とコツを押さえることが大切です。ここでは、普段のスタイリングに取り入れやすい使い方のポイントをいくつかご紹介します。
1. 適量をしっかり把握する
ヘアバームは、パール大程度の量を目安に使用しましょう。少量でも効果が感じられるため、一度にたくさん取りすぎると、ハリやベタつきの原因になることがあります。まずは、少しずつ足していき、自分に合った適量を見つけるのがおすすめです。
2. 手のひらと指先を使ってなじませる
ヘアバームは、手のひらでしっかりと温めることでオイル状に変化し、髪になじみやすくなります。まずは手のひらに出し、指の間も使いながら均一に伸ばしてから、髪に塗布していきましょう。特に、硬めのヘアバームの場合は、ドライヤーで軽く温めるとより柔らかく、使いやすくなります。
3. 髪の内側から外側へと均一になじませる
髪の内側、すなわち頭皮に近い部分や耳の後ろから丁寧に塗り始め、徐々に外側や前髪へと広げます。外側だけに塗布すると、毛先や前髪が重くなり、ベタつきやスタイル崩れの原因になるため、必ず内側から塗ることがポイントです。
4. コームや手ぐしでしっかり整える
ヘアバームを塗布した後は、コームや手の指を使って髪全体にしっかりなじませ、毛流れを整えましょう。特に前髪や襟足の部分を丁寧に整えると、バランスの良い仕上がりになります。お好みのスタイリングに合わせて、軽くブラッシングすることで、自然でまとまりのあるヘアスタイルが完成します。
よくある質問(FAQ)
Q1. ヘアバームはワックスやオイルとの違いは何ですか?
ヘアバームは、ワックスの持つセット力とオイルの保湿効果を兼ね備えた製品です。これにより、自然なツヤ感や動きを出しながら、ベタつきを抑えたスタイリングが可能となります。ワックスよりも柔らかく、オイルよりもまとまりやすいのが特徴です。
Q2. どの髪型にヘアバームは合いますか?
ショートからロングまで幅広い髪型に対応していますが、特に「濡れ髪スタイル」や「自然な束感、動きを出したい方」におすすめです。髪の内側からしっかりとなじませることで、どんな髪型でも美しい仕上がりが期待できます。
Q3. 使用するタイミングは?濡れた髪と乾いた髪、どちらが効果的ですか?
基本的には乾いた髪に使うことでセット力がアップし、しっかりとしたまとまりが得られます。しかし、濡れた髪に使用する場合は、ウェットな質感のスタイルに仕上げることができるため、目的に応じて使い分けてください。
Q4. 毎日使用しても大丈夫ですか?
毎日使うことは可能ですが、夜にはしっかりと洗い流すようにしましょう。頭皮や髪に長時間成分が残ると、毛穴や髪質に影響を及ぼす可能性があるため、定期的なヘアケアとシャンプーが推奨されます。
Q5. 髪がベタつかない使い方のコツは?
適量を守り、少しずつ髪に馴染ませることが大切です。初めは手のひらでしっかりと温めた後、毛先中心に丁寧になじませ、必要に応じて追加するようにすると、ベタつかず自然な仕上がりになります。
まとめ
ヘアバームは、ツヤとまとまり、自然な束感を演出できるスタイリング剤として、エステティシャンや美容のプロからも高い評価を得ています。今回ご紹介したおすすめ5製品は、どれもそれぞれの特長濡れ髪に仕上げたい、自然なまとまりを実現したい、乾燥から守る保湿効果、そして心地よい香りを兼ね備えており、あなたの髪質や求める仕上がりに合わせて選ぶことができます。
また、ヘアバームはその使い方にも工夫が必要です。適量を把握し、手でしっかり温めてから髪に均一になじませることで、効果を最大限に引き出せます。前髪や襟足など、特にスタイリングが難しい部分も、内側からしっかりと塗布して整えることが、失敗しないコツです。さらには、スタイリング後のブラッシングやコーミングも大切なポイントになるため、ぜひ日々のケアに取り入れてみてください。
総じて、ヘアバームは忙しい朝の時短アイテムとして、また夜の保湿トリートメントとしても使える多機能なアイテムです。自分のライフスタイルや髪質に合った製品を選び、正しい使い方を実践することで、理想のヘアスタイルと美しい髪を手に入れることができるでしょう。さらに、香りの楽しみという点でも、毎日のヘアケアが一層楽しく、リラックスできるひとときに変わるはずです。
ぜひ、このガイドを参考にして、お気に入りのヘアバームを見つけ、日々のスタイリングに取り入れてください。自分に合った製品を使うことで、サロン仕上がりの美しい髪を演出し、さらに自信に満ちた毎日を送ることができるでしょう。